メメントモリ

今日6月10日は母親の命日です。
もう、22年も経ちます。
お花が好きだったので
いつもこの時期はあじさいを飾っています。

今日はメメントモリという言葉について
ちょっと書いてみようと思いました。
というか、ずっと前から書いていたのですが
やっとまとめてみました(^^;

【メメントモリ】

ラテン語で、「死を想え」
死を常に意識して生きる
ような意味合いで使われて少し重い言葉として捉えがちですが
私は、今に感謝し今を生きるという捉え方をしています。

メメントモリ
という言葉を知ったのは
6年ほど前で
お友達の繋がりで参加させてもらった瞑想会でした。
デラさん という方が話を交えながら
いろいろな瞑想をしてくれました。
このデラさん、たくさんの武勇伝がある方で、本当にパワフルで面白い方でした。
そしてデラさんは、4年前にお亡くなりになられています。
でもこの前も目の前の河原で瞑想をしていたら、アゲハ蝶が飛んできて
私の回りを回ってくれました。あ、デラさんだと勝手に思って。
お葬式の時も、黒アゲハが何匹も飛んでいたので、なんとなく蝶々を見ると思いだします。

私はその頃、瞑想会というのは
はじめての参加だったので、正直、なんか、怖い・・・ 大丈夫なのかな
と不安もありました(^_^;) 未知のもの、はじめてのものはみんな多かれ少なかれそうですよね。
いろいろな瞑想を教えてくれたのですが
特に覚えているのは、メメントモリの瞑想でした。
死の瞑想・・・ 
はじめ聞いた時はぎょっとしましたが(^^;
デラさんは、「ミスチルの花のタイトルのところにもメメントモリって書いてあるよね~」
と、さらっと。
え?そうなの??と驚いた記憶があります。
ワークでは、言葉で誘導してくれました。
「目を瞑ると、真っ暗なトンネルがあり、遠くに小さな光があります
トンネルをくぐって向うへ行くと、2度とこの世界には戻れません。
家族、友達なども2度と会えなくなります。
誰も一緒ではなく、たった一人です。
もうすぐトンネルを抜けます。光のほうへいきます。
トンネルを出ました。目を開けてください・・・」
ちょっとうろ覚えですが、こんな感じでした。
目を開けたとき、カレンダーの桜の写真が目に入りました。
「美しいけどはかない・・・」とその時に感じ
なんとも言えない感情になっていたのを覚えています。
本当に不思議でした。
胸が少し締め付けられるような感覚もあったのですが
ぼんやりと過ごしていたことが、鮮明に感じているような感覚・・・
今、生きていることや、家族や友達と会えること、そういう日常のことが
とても価値あるものに感じられたのです。

余談ですが、タレントの長嶋一茂さんも、毎日死の瞑想をしているそうです!
テレビで熱く語っていました^^  
一茂さんの死の瞑想は、虎か豹か忘れたのですが、頸動脈をガブっとかまれて死ぬところを想像しているとか。笑  
それぞれの瞑想があって面白いですね~^^

コロナが広がって、世界が変わってきて
いろんなことに直面したり、感染者やお亡くなりになった方々の数を知る。
そのとき、死と隣り合わせのような感覚にもなり、このメメントモリのことも思い出しました。
恐怖や不安にもなりますが、やはり、誰にでも死は訪れるもの。とはいってもやっぱりまだ私も怖いですけど・・・
でも意識をした時、今ここにいること、今あるもの、出来事に価値を感じ、ありがたいなと思います。
当たり前にやっていたこと、当たり前に会っていた人、当たり前にあった物
当たり前だったものが、改めて大切なものだったと気付かされたり。
自然や地球も人間に気付いて欲しいのかなと。

昔、キャンプに行ってた時、はじめのころは、面倒で行きたくなかったのですが(^^;
暑いときに、風がヒューっと吹いてきたときがすごくうれしくて
あぁ、風、こんなに気持ちいいんだ~ と感じ、その時、こういうこと、大事だなぁと。
子供たちには、感じて欲しいなと。
便利な物がなくても、自然はきっと生かしてくれてるのだなぁ
とふと感じました。自然に地球に感謝です。

コロナが広がりはじめ
そのあとも、いろいろゆさぶられことも
ありましたが、最近は、ゆさぶられる自分を見つめつつ、なるべく平常心を心がけようと意識しています^^
やれることからコツコツと^^

長くお付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>


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Brilliant rose M
うめだ まり

2020.6.10

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